よっぴースペース

インドネシアからカンボジア・キリロム工科大学へ年越しに行ってきました

こんにちは、よっぴーです。

あけましておめでとうございます!年末年始は9連休でリフレッシュをしてきました。こんなにリフレッシュできるのかととても驚きでした。

 もう一月も中旬ですが、皆さんの年末年始はいかがでしたか?今回は初めて行ってきたカンボジアについて記録しておくことにします。

キリロム滞在(二泊三日)

ジャカルタからの直行便にて着いたプノンペンからそのままバスに乗り三時間、着いたのはキリロムという国立公園です。

国立公園のなか、ITに特化した大学(KIT:キリロム工科大学)、リゾート、などなど想像のつかない話ばかりを聞いていたわけですが、着いてみると本当にそれが存在していました。

シアターや農場、小学校なども出来ており、「ここに街がこれから出来ていくんだ」というのを歩きながら感じることが出来ました。

猪塚さんとのお話

普段はシンガポールにお住まいで、こちらを立ち上げた猪塚さんともお話する時間がいただけました。猪塚さんはキリロムのことを「街自体をIPOさせる」といった表現をされており、それも現場を見るとすごく納得でした。

IT専攻の学生たちは、バーチャルカンパニーという架空の企業体に所属し、それぞれの課題をやっていくそうです。このバーチャルカンパニーの社長をやるのも学生。大学一年生からこんなことが出来るなんて刺激的ですよね。

そこから実際にサービスが出来て企業に販売することで売上を作ったり、スポンサーという形で企業から支援を受けたりすることで一部の学生は無料で大学に行けているんだとか。

国立公園を借りて大学を建てちゃうなんて本当にぶっ飛んでると思います、良い意味で!猪塚ご夫婦おふたりからお話を聞けたのですが、こういうぶっ飛んだ人の人生を支えるというのもきっとかなりエキサイティング…。

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そういうぶっ飛んだ人は世の中にはたくさんいて、そういう人たちと一緒に何か出来ることは楽しいけれど、自分がどんな価値を提供できるのか?と考えると脳みそに汗が出てくる感じがします。

KITの現役大学生、美空さんとのお話

現在の学生の構成は日本人とカンボジア人で、多国籍にしていきたいということで学生誘致に取り組むベンチャーカンパニーでマーケティングを行う美空さんとお話ししました。

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絶対自分を変える!ということで高校二年生の頃からKITへの留学を考えていたんだとか。その歳でこれを知っていたアンテナもすごいですよね。

インドネシア人を誘致したいと取り組んでいるようで、インドネシアの文化や習慣について一緒に話してきました。同じ東南アジアといっても、仏教徒が多い国とイスラム教徒が多い国など、様々な違いがあります。

教育熱心な家庭も多いので、やり方次第では十分可能性があるなあと思いました。

年越しパーティー

濃厚な出会いも面白かったのですが、一応メインイベントは年越しパーティー。

敷地内は大学だけではなく、戸建てやテント型の宿泊施設とレストランなどリゾート施設ともなっています。大学自体は休暇に入っており学生はかなり少なかったですが、物件に投資している日本人の方、大学教授のファミリー、リゾートに来たファミリー、などで賑わっていました。

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年越しパーティでは、バーベキューや生歌のステージなど、普段の国立公園の姿とは一転した賑やかさでした。最中は国立公園の中であることを忘れてました(笑)

プノンペン滞在(二泊三日)

キリロムで年越しを終え、首都であるプノンペンに戻ってきました。

土地勘は全く無かったのですが、プノンペン自体がコンパクトな街でGrabを使って十分移動が出来ました。ジョグジャには無いGrab Tuktukで移動したのですが、乾季でとても気持ちよかったです。

プノンペンに着いてまず行ったのはイオンモール。今回のカンボジア滞在で一番大量のお買い物をしました、もちろんほぼ日本食。イオンモールがあるだけで日常生活がかなり変わるんだろうなーと実感したところです。

観光

二泊三日と時間もかなり限られていましたが、一番気になっていたKilling Fieldとトゥールスレンは時間をかけて見ることが出来ました。

カンボジアの歴史といえばポルポト政権。なんとなく知っているレベルで行ったのですが、日本が高度経済成長期を迎えていた同時期に起きていたこと、と考えると本当に信じられませんでした。信じたくない、が正しいかもしれません。

オーディオガイドを聞きながら見た、感じた衝撃はしばらく忘れずにいたいなと思うところです。

悲しい気持ちから一転、国立美術館では仏教を中心とした美術品をボロブドゥール遺跡の彫刻と比較しながら見て楽しみました。

食事

La Residenceではフランス料理レストランで、シェフは日本人の方。元フランス植民地であるカンボジアでフランス料理シェフとして活躍しているというのはすごく気になるお話ですよね。

和食のように見た目も味も楽しめるフランス料理でとても幸せな気分になりました。

時間が無くローカルの屋台料理は挑戦できなかったのですが、タイ料理とベトナム料理の良いところ取りをしたような料理でとても美味しかったです!インドネシアでもカンボジア料理をどうにか探せないかなーと考えてます。

ジョグジャカルタではお酒の販売場所がかなり限られており、コンビニなどには一切置いていません。それが普通になってしまい、その辺のコンビニでお酒を売っているのを見るだけでなんだかドキドキしてしまいました。

アサヒとかサッポロ、タイのビールも普通にコンビニに並んでました。しかも韓国のチャミスルはたったの2ドル…。ちなみに、インドネシアは1000円以上します。

宿泊

広くはありませんが、アンティークの家具や布が使われており、良い雰囲気のゲストハウスでした。アンティーク好きな方にはかなりおすすめです。

ウェルカムドリンクがとてもとても美味しくて、そのためにもう一度泊まりたいレベルです。

移動

今回初めて知ったのですが、なんと!ジャカルタからプノンペンへ直行便が出ているのです!首都だから別に驚きではないかもしれませんが、自分は衝撃でした。

ガルーダ・インドネシア航空系列のLCC、シティリンク(Citilink)が定期便を出しています。 シティリンクはガルーダ系列ということもあり、信頼度が厚い航空会社のひとつです

往復便どちらもディレイせず、無事到着しました。インドネシアでの移動は遅延が日常茶飯事なので、オンタイムなだけでとても嬉しくなりますね。

国内線で15kgの無料預け荷物を設けているシティリンク、なぜか国際便は10kgのみ。これだけ注意です。

プノンペン・キリロム間は、手配いただいたバスで直行でした。

まとめ

知り合いがいるからー!というノリで決めたカンボジア行きでしたが、観光も食事も良い意味で期待を裏切られました。

帰国してから一番驚いたのが、「自分めっちゃリフレッシュしてきた!!!!」という実感があったこと。年末年始の最終日も「明日から仕事嫌だな~」的なものがなく、健康に働けている状態に感激でした。

ジャカルタからプノンペンへ転職した人の話を聞くことも出来、「もしかしたらカンボジア移住いいかも?」なんていう考えもチラついています。イオンモールもあるので(大事)

キリロムが気になった方はぜひ、#キリロムのお兄さんを訪ねてみてください。

カンボジアまた行こう。それでは、さんぱいじゅんぱー。