【旅行】世界三大仏教遺跡のボロブドゥール遺跡の初日の出は一番乗りが断然おすすめ!?
こんにちは、よっぴー(@YOPPIE92)です。
あけまして、おめでとうございます。
みなさん元日をいかがお過ごしでしょうか。
今回は折角ジョグジャカルタに住んでいるんだから!ということで、世界遺産のボロブドゥール遺跡で初日の出を拝めるためにサンライズツアーに参加してきました。
まさかのサプライズで色々サービスしてもらったので、ツアーの全貌と共にお伝えしていきます。
インドネシアの年末年始
今の時期は雨季ですが、気温は25-30度ほどで普通に夏です。
全体的に、南の島らしいまったりとした年越しです。
また、日本の厳かな雰囲気ではなく、お祭りっぽいのがインドネシアの年越しです。
それぞれの宗教・信仰毎の新年などの方が盛大に祝われることが多く、新年は日本ほど大きな節目と捉えられていないように思います。
インドネシア人は観光に行ったり、バカンスしたり、はたまた家で友人や家族とバーベキューしたりというのが一般的な過ごし方のようです。
それでも日付が変わる頃には町中で花火が上がったりととても賑やかになります。
ブログを書いている元日夜の今も時々なぜか花火があがっています(笑)
よっぴーの年末年始の過ごし方
私は友人の家で開催されたバーベキューに参加してきました。
爆竹があったり帰りは渋滞に巻き込まれたり、が怖かったのでw
そして元旦はボロブドゥール遺跡に初日の出を拝みに行ってきました。
バリに行ってパーリーピーポーのように遊ぶのも楽しそうだったけれど、
今回は同じく留学中の日本人女子に誘ってもらい、初日の出に行くことにしました。
折角、この街に住んでいるんだからこういう体験も悪くない!むしろとても良い!
ボロブドゥール遺跡とは?
私が住んでいるジョグジャカルタから約1時間ほどの中部ジャワ州にある仏教の遺跡です。
ボロブドゥール寺院遺跡群としてユネスコにも世界遺産として登録されており、世界三大仏教遺跡の一つです。
インドネシア語ではCandi Borobudurと呼ばれ、インドネシア人・日本人観光客に限らず、世界中から毎日観光客が訪れています。
※Candi=寺院
6世紀頃に完成したと言われていますが、1814年に発見されるまでは密林の中に覆われており、その存在も知られていなかったようです。
同じく中部ジャワにある、ムラピ山(Gunung Merapi)の火山岩で作られており、9段の回想が仏教界を表しているそう。
現在ではイスラム教徒がほとんどのこのジャワ島で、色々な歴史を乗り越えながらも世界最大級の仏教遺跡がこうやって保存されていることに感動しました。
建物の大きさ、彫刻の細やかさなどは本当に見に行く価値があります!
マノハラホテル主催のツアー
唯一、遺跡内にあるのがマノハラホテル(Hotel Manohara)で、閉園後・開園前に遺跡内を訪れるためには、このホテルからしか入れません。
今回の初日の出のために問い合わせたところ、ツアーの内容はこんな感じだそう。予約不要です!
※実際に行かれる方は最新情報を念の為ご確認ください
※外国人でもITASビザがあれば、インドネシア人料金で入れますのでお忘れなく!
サンセットツアー
外国人価格
11才以上:475,000ルピア
10才以下:250,000ルピア
5才以下:無料
インドネシア人価格
11才以上:350,000ルピア
10才以下:185,000ルピア
5才以下:無料
内容
- 午後4時開園、6時15分閉園
- 公式閉園後の入場チケット
- マノハラホテルでの夕食
- お土産
サンライズツアー
外国人価格
11才以上:475,000ルピア
10才以下:250,000ルピア
5才以下:無料
インドネシア人価格
11才以上:350,000ルピア
10才以下:185,000ルピア
5才以下:無料
内容
- 午前4時ホテル開場
- 公式開園前の入場チケット
- マノハラホテルでの夕食
- お土産
サンライズツアーに行ってきたよ
今回は同じくガジャマダ大学でインドネシア語勉強中の日本人女子二人と、ベトナムで青年海外協力隊をする日本人女子はるかさんと、合わせて四人で車をチャーターして行きました。
どうせ見るなら元旦の初日の出を!ということでサンライズツアーを選びました。
まさかのサプライズ
年越し直後で渋滞したら嫌だねということで早目に出発したところ、まさかの3時過ぎ到着。めっちゃフライング。
まだどの観光客も来ていない中、周りに見るものも無いのでそのままマノハラホテルに入ります。
はるかさんが入った瞬間、鳴り響くクラッカーとシャッター音。
気がついたら2019年初めての外国人客ということで、タスキやら花飾りやらでめちゃめちゃ祝われてました。
その後、一人で来ていたインドネシア人女性も同じく歓迎されて鳴り響くクラッカー。
外国人枠・インドネシア人枠で、毎年ファーストビジターへの手厚いもてなしがあるようです。
知らないまま入ったけれど、結果この特典でガイドしてもらったりめっちゃありがたかったので超おすすめです。
ファーストビジターの特典
- 上記チケットが無料(!)
- 遺跡群を紹介する書籍(英語)
- カレンダーやバティックなどのギフト
- 遺跡とホテル間をカートで送り迎え
- 日の出の後、ガイド案内がつく
ゼネラルマネージャーと記念撮影をしたり大忙しのはるかさん。
一緒に来ている私たちも写真を撮らせてもらいました。
初日の出の様子
四時過ぎ、ファーストビジターの二人が遺跡に入った後にどんどんと観光客が入ってきます。
日の出の一番いいスポットまで案内してもらい、座って日の出の5時過ぎを待ちます。
現在雨季真っ只中のジョグジャカルタ、残念ながら雲に隠れてしまい日の出はみられず。
それでも段々と空が明るくなっていき、遺跡や周りの森の姿が見えてくる様子はとても綺麗でした。
日の出の後はホテルのガイドさんが迎えにきてくれて、9段あるボロブドゥール遺跡全体をガイドしてくれました(英語)。これもファーストビジター特典w
もはや専属カメラマンw
この石のタイル、四角いだけではなくてテトリスのようになっているのわかりますか?
釘などを使わずに、こうやってパーツを固定して出来ているそうです!
技術家庭科の教師の娘なせいか、こういうところで地味に興奮・感動してしまいます。
そのほか、ジョグジャカルタで発生した大地震・火山の被害や、世界遺産登録時のユネスコからの指導の話なども聞くことが出来ました。
印象に残った話
ここに来たのは2014年以来の二度目で、以前はインドネシア語ガイドが全くわからなかったのですが今は前よりも理解できるようななったなーと実感しました。
その中でも印象に残ったのが、修復に関する話。
ブッダの生涯を描いた彫刻が残っているのですが、地震や火山でダメージを受けた際も同じムラピ山からの火山岩で補習はしますが、彫刻は施さないとのこと。
なのでところどころにただの真四角のブロックがはめられたような状態になっています。制作時のことを理解しきれいていないからそこに手は加えないんだそうです。
文化遺産を残すって難しいことなんだなと改めて考えさせられました。
まとめ
棚からぼた餅的に手厚いインドネシアのおもてなしを受けたのですがとても満足でした!
初日の出にこだわらないのであれば、やはり乾季(5月以降)に行くのがおすすめなんだろうなーとは思います。
それでもきれいな景色と、一年の始まりという節目で行けたのはすごくよかったです。
ボロブドゥール遺跡で夕日・日の出を見たい人はマノハラホテル(Hotel Manohara)をチェックしてみてくださいねー!
おまけ
昨日、2018年の振り返りを書いてみました。
誰かに発信する内容というよりは自分の振り返り用として書いたので、明るくない内容もあります。
ということでトライアル的にnoteで出してみました。
noteにも書いた通りですが、マイナスからゼロに戻せた2018年。
そして2019年は好転(ゼロからプラス)の年にします。
お正月気分も無いインドネシアだからこそ、今日からどんどん突っ走る!
今年もどうぞよろしくお願いします。さんぱいじゅんぱ。