ゴジェック・グラブが流行って寂しく思うこと
お久しぶりです、よっぴーです。新学期が始まりました、生きてます。
ほぼ毎日ゴジェックやグラブを使っていますが、以前の留学時代にはアンコットという乗り合いバスを使っていました。
ゴジェックもグラブも便利だけれど、贅沢なことにたまにアンコット生活が恋しくなったりします。
ということで、ゴジェック・グラブを使うようになってから寂しく思うことを今回は書いてみます。
そもそもアンコットってなに?
そもそもアンコットって何なのよってところですよね。まだまだ現役のインドネシアの乗り合いバスの名前で「Angkot」と書きます。
「Angkutan Kuta」という言葉が省略されてアンコットと呼ばれているのだけれど、地域によってはベモだったり呼び方はまちまち。
先月旅行をしたフローレス島ではベモと呼ばれていました。
一定のルートを通っていて、そのルート上であれば好きに乗り降り自由。違うルートを走るアンコットを乗り継いでお出かけしたりとかしてました。
バンドゥンで留学していた時の主な交通手段は、このアンコットでした。
ということで私のなかでのインドネシア生活の原点の要素のひとつです。
あー懐かしい。違う街で乗る勇気は無いからバンドゥンに行ったらまた乗りたいなあ。
出来なくなったこと・寂しくなったこと
ではでは本題に戻りまして、ゴジェック・グラブを使うようになって出来なくなった(しなくなったこと)や寂しく思うこと3つです。
- 好きなところで下りられない
- ヘアアレンジが出来ない
- 一人行動が増えていく
好きなところで下りられない
先ほどお伝えした通り、アンコットは基本的に一定のルートを常に回っていてます。
アンコットを見つけられれば好きなところで乗れるし、好きなところで降りられます。
だから面白そうなお店があった、とかでも気軽に降りられます。
しかし、目的地を既に定めているゴジェック・グラブだとそう簡単にはいきません。
完全に不可能なわけではなく、ドライバーが決まった後に目的地を変更する機能もあります。ATMに行くためにドライバーに頼んでコンビニに立ち寄ることもあります。
それは全然出来るんだけれど。
それでも、街の景色を見ながら面白そうなものを見つけたらすぐ降りていたあのときのドキドキした感じ?は無くなってしまったなあと。
ヘアアレンジが出来ない
ゴジェック・グラブで車を頼むのであればその限りではないのですが、バイクタクシーを使う時にはヘルメットを被る必要があります。
そうすると髪の毛が全然いじれない…。
元々器用でも無ければ面倒なのでヘアアレンジを頻繁にするような人間ではないのですが、たまーにしたくなるのです。
前髪も中途半端な長さになってきたから編み込みしたり出来たらな、とかね。
でもそれが出来ない。出来て、ポニーテールくらいです。
可愛いバレッタも日本から持ってきたのに結局一度も使えてないのが寂しいです。
一人行動が増えていく
ゴジェック・グラブで簡単に移動が出来るようになったし、フードデリバリーも出来るようになりました。ということでどんどん一人行動が楽になります。
この約半年で誰とも会話せずに引きこもった日も合わせたら一か月以上になるのではないだろうか。
人を誘うのが得意ではないということもあって、特別なことが無ければあまり人を誘いません。何かイベントや会わせたい人がいるときくらい。
昨日何してたの?と友人に聞かれて「ひとりでご飯行くくらいなら誘ってよー」とかって言われるんですよね。
おそらくゴジェックやグラブが無かったころに、自分がバイクを持っていなくてどこかに出かけたいときだったら誰かに声を掛けていたはずなんですよね。
ある友人曰く、そうやって緩く集まって出かけられていたのが楽しかったのに。だそうで。
そうやって考えると、便利になっていく一方でコミュニケーションの機会も減らし得るのだなと感じました。
贅沢な悩みだって新しい発見である
今回まとめたことは全て「便利になったけれど…」という贅沢な悩みだなあと思います。
衣食住にも困らない状態で将来何しようかで悩んでいるのも贅沢な悩みだなあと思う。
何も見つからなくても日本に帰ってどこかでアルバイトを見つけて生き延びればいいんだもの。
こんな贅沢な悩みで今までは気づけなかった見方だし、ここから何か新しいものを見つけられたらと思うのでこういうことも書き残しておくことにしました。
しばらくこんな感じでブログが続くかもしれません。
それでは、さんぱいじゅんぱ!