GO-JEK、北ジャカルタの専門高校で電子決済を開始
こんにちは、よっぴー(@YOPPIE92)です。
先日、インドネシアの配車サービス企業ゴジェックが更なる資金調達をし、話題になっています。もはや規模が多すぎて完全に私は頭がついていっていませんw
記事にいくつかKPIが載っていたので抜粋。
— Tak Suzuki@Jakarta (@takabos) January 25, 2019
DL数はインドネシアで1億2500万(単純計算すると国民の半分 !)。ドライバーは100万以上、30万のフードマーチャントが参加している。1ヶ月間で1億回のトランザクションが発生。昨年の流通総額は$12.5B。全てが桁違い! #じゃかるためも https://t.co/DSIIJWRPt9
フローレス島東部のラブアンバジョに来ていますが、ここではまだまだGO-JEKやGO-FOODのサービスは全くありません。メータータクシーさえ無い状態です。
でもこのGO-JEKの取り組みを見ていると、近い未来にここも緑のヘルメット・ジャケットが駆け抜けているのかもしれません。
今回は、先日GO-JEKが発表した「北ジャカルタの専門高校(以下、SMK)50校にてGO-PAY(電子決済)を導入する」というニュースについてです。
北ジャカルタの専門高校で電子決済を開始
1月25日、GO-JEKのコーポレート情報にて発表されたのが下記のタイトルです。
Dorong Produktivitas SMK, GOJEK dan GO-PAYKenalkan Ekosistemnya di 50 SMK di Jakarta Utara(北ジャカルタのSMK50校の決済をGO-PAYにし、生産性向上へ)
SMKとは、Sekolah Menengah Kejuruanの略で簡単に言うと職業教育を行う高校です。日本だと、商業・農業・工業・水産などの専門高校がありますね。
ちなみに、SMKに対して普通科の高校についてはSMA(Sekolah Menengah Atas)と言います。
GO-JEKがもつ電子決済システムサービスがGO-PAY(ゴーペイ)は、既にバイクタクシーの支払いだけではなく、今ではレストラン・カフェなど色々なところで利用が可能になっています。
キャッシュバックキャンペーンなども頻繁に行っており、利用を促進させています。
今回の取り組みでは、校内の食堂は勿論、駐車場やモスクでの支払い、学費の支払いまで学校での支払いをすべてGO-PAYで出来るようにするというものです。
駐車場やモスクでは数十円の支払いなどが発生することもありますが、そこまでGO-PAYで出来るようにしてしまうとは驚きです。
「テクノロジー企業として、学生たちに透明性が高く且つ簡単な金融システムに触れてもらいたい」と、SMKでの取り組みが始まったようです。
GO-JEKは専門高校での職業訓練も支援
今後、SMKでの職業訓練のサポートもすることも同じ記事にて述べられています。
GO-LIFEという美容や修理などの専門サービス提供アプリを活用し、技能トレーニングが施されていくようです。学生たちの独立支援にもなりますね。
日本にも真似出来ることがあるのでは?
少し話が逸れますが、ピアノで有名なヤマハは日本の狭い住宅環境で鍵盤楽器を親しむことを目指して、ヤマハオルガン教室を開始したそうです(1959年)。
子供たちからの利用を増やすことで、子供そしてその家族の利用を狙ったというところでしょうか。
インドネシアでは給食が無いところが多く、小学生のころから学校の前に出ている屋台で買い食いなどをしています。そして高校や大学などでは学内に商店や食堂が設置されています。
自動的に使う環境を増やしていくというのは、思いつきそうでなかなか思いつかないなあと感じました。まだまだ自分の頭が固いというのも気付きです。
日本でも昨年頃からキャッシュレスサービスが多々立ち上がっているようですが、このように使う環境を整えることが利用促進を生み出しそうですね。
今回は、GO-JEKのコーポレートニュースからのお話でした。
高校生からこういったサービスを利用することで、リテラシーも身につくでしょうし、キャッシュレス決済が当たり前な社会がどんどんと近づいていきそうです。
目が離せないですね!もっと勉強していきます。それでは、さんぱいじゅんぱ。