よっぴースペース

お給料の話って難しいなあと思った出来事

こんにちは、よっぴーです。ジョグジャカルタで、ゆるく働きマン生活をしています。

ジョグジャカルタでの交友関係なのですが、留学やインターンシップなどを終えてからもジョグジャカルタに滞在し続ける外国人は多くなく、仲良かった留学生(クラスメイト)たちはほとんどが帰国してしましました。

ということでよく遊ぶのはインドネシア人のコミュニティ。自分がよく遊びにいくのは、アートのコミュニティとダンスのコミュニティです。その中で、給料の話になり、難しいなと思った出来事を記録しておきます。

友人と給料について話す?インドネシアの場合

就職したことを報告したときに驚いたひとつが、「みんなとってもストレートに給料の金額を聞いてくること」です。

「就職決まったよ~ジョグジャで働くよー!」
「おめでとう!給料いくら?」

本当にこんなノリの質問に何度も遭遇して、回答にうろたえます。日本と比べると比較的みんなお互いの給料についてオープンのようです。

何度も聞かれたので、最近は「まあジャカルタくらいのお給料だよ☆」と答えています。ジャカルタとジョグジャだと物価も異なるのでなんとも言えませんが、これで笑いを取って話を変えています。

みんなこの質問、素直に正直に答えているのかが気になるところです。

友人からの言葉

今までそもそもほとんど友人と給料の話をしたことが無かったので、「給料いくら?」の質問はタジタジしてしまいます。そのなかでも印象に残っているふたりがこちら。

友人からの言葉①

よ:「就職決まったよ~ジョグジャで働くよー!」
友:「おめでとう!給料いくら?」
よ:「まあジャカルタのスタンダードくらい」
友:「そっかー、じゃあ3万円くらい?」

同世代から出た「3万円」という言葉が、彼女にとっては「私達の世代ならこのくらい」な金額であることが現実なのだけど寂しくなりました。

いやまじで現実なんですけどね…。

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友人からの言葉②

よ:「今月はバイク買っちゃったからお金ピンチだ…」
友:「自分のお金で一括で買ったの?」
よ:「ローンできないって言われたから一括だよー」
友:「それ給料から払えたってことはお前の給料いくらなの?」
よ:「ピーーーーだよ」
友:「お前のポジションなんだっけ?経験あるんだっけ?」
よ:「マーケターだよ!ブログはやってるけどほぼ未経験だよ!」
友:「その給料でプロのマーケター何人雇えると思ってんの?」
よ:「ぐぬぬ…」

こんな感じの会話です、最もすぎるご指摘…。タイトルはマーケターだけど、実際は通訳やら翻訳やら諸々のアシストやらをやらせてもらっているわけですが、そんなのこの友人に伝えても仕方ないわけで。

この人からしたら「なんでこいつがこんな給料もらってるの?」はしばらく拭えないんだろうなと悔しく思いました。

考えたこと

駐在員ほどの待遇はなくとも、インドネシア社会一般から見たら現地採用の給料も高い方ではあります。

いわゆる「ノースキル文系」であることはみんなからもお見通しのようで、「なんか明らかに生活レベル上がってるけどそんなに給料高いわけ???」「ちょ、お前がなんでそんな高いわけ???」みたいな反応を受けます。

家を買った、車を買った、スマホを買った、などでみんなとお祝いの食事をしたりする文化があるので、「奢れー!」という声もあったり。「奢れー!」って言うから本当に奢るとみんなびっくりしちゃう不思議。

空気読めないので冗談と本気が見分けつかないのです。

まあそんなご指摘もごもっとも、私が何やってるかなんて見えないもんね。これで自分が仕事めちゃくちゃがんばって何か成果を上げたとしてもそれは彼らに伝わることではないのです。それもちょっと寂しい。

それでも頑張るのは楽しいのでやるけどね。

 

家を買ったらお祝いで奢るなどの先述の文化があるので、できるだけお土産とかを買ってから遊びに行くとかっていうのをサラッと出来るようにはなりたいなーと思います。

現地採用の給料は高い方といっても、エンジニアなどの需要の高い職種はそんなの無視して値段は上がりまくっている状況です。

note.mu

物価も上がり続けているなかで現地採用の給与レンジはあまり変わっていないので、これからの自分の価値の上げ方を考えていかねばですー。

ということで今回は複雑な気持ちになった経験を書いてみました、それではさんぱいじゅんぱ!