よっぴースペース

真夜中12時に人前で泣いたアラサーがインドネシアで学んだこと

こんにちは、よっぴー(@yoppie_92)です。

先日、インドネシアに来てから初めて泣きました。
しかも人前で。めっちゃ恥ずかしいし今も落ち込んでいる。

何が起きたのか

先月から参加しているサルサダンスのコミュニティ、ほぼ週3で会って、踊って、食事を共にしています。
先日も例のごとく、ダンスの後に夕食を食べに屋台へ。8人位で外国人は私のみ。

打ち解けて来たのもあり、会話の内容が以前よりも徐々にゲスいものへ変わって来ました。
なんで彼氏作らないんだ、どんな男がいいんだ、日本のアダルト産業の話など。

現地語であるジャワ語混じりで爆笑したり、話す隙を与えずに四方八方から一方的に質問責め。
悪気がないのは本当に本当に頭では理解しているけれど、インドネシア人のフレンドリーさに、やられてしまいました。

このままじゃ泣いてしまうと思い、急いでバイクタクシーを頼みましたが、どうしたの?と声をかけられて思わずポロリ。
みんなハグしてくれて、余計に自分の器の小ささに泣いてしまいました。

自分の語学力の低さと、話し下手、が故に招いてしまったことなのだと凹んでいました。

悲しかったこと

この悲しさを消化しきれず、友人に話を聞いてもらえてようやく自分が何が悲しかったのかが分かって来ました。

インドネシアに限らず、日本のアダルトビデオは世界でも有名です。
日本語を勉強したことない人でも「キモチイイ」「イク」という言葉は知っていたりする。

そこは正直どうでもよくて、悲しかったのは私はまだまだ「外国人」という扱いなのだと気が付いてしまったこと。
日本人=アダルト産業、で話けられたことが悲しかったし気持ち悪かった。
且つ笑うときにはジャワ語まじりで私は理解出来ず置いてけぼり。

現地語を私が理解出来ないのはもはや自業自得だし仕方ないとはいえ、国によるステレオタイプを持ち続けられていることが悔しかったのだと気がつきました。

彼らから学んだこと

まだまだこの悲しみと自分が泣いた情けなさは消化できておらずモヤモヤしています。
ただ、この経験から改めて大事だと再認識させてもらったことが一つ。

「お国柄」というのは勿論ありますが、それだけで相手を見てしまうと、本当の相手の人間性を見逃してしまうかもしれません。

  • 日本人だからといって、勤勉で毎日寿司食べてる訳でもないし、みんながみんなアダルトビデオ大好きで女の子がみんなAV女優な訳でもない。
  • タイ人だからといって、毎日トムヤムクン食べてる訳でもないし、みんながみんなゲイやレズな訳でもない。
  • イスラム教徒だからといって、みんながみんな過激派な訳でもない。

当たり前のことなのだけれど、日常のコミュニケーションの中ではつい忘れてしまうかもしれません。
すごく悲しかったから、誰かを悲しませないようにちゃんと相手本人を見て、会話していきたいなと強く思いました。

はー、本当に消化しきれない。そういう時期なのかもしれませんが踏ん張ります。
それでは、さんぱいじゅんぱ。