一時帰国決定~実家に帰るまで
こんにちは。よっぴーです!新年度だね~~~!なんていう話にもならないですね。世の中はコロナコロナコロナですね。
ツイッターで情報収集したり呟いたりしながら「自分がインドネシアで頑張るぞー」と思い、前回の記事を書いてから数日後、なななんと帰国が決まってしまいました。
そしていま無事帰国し、実家に戻ってきております。もう二週間以上経ちましたが、記録がてら書いておくことにします。
3月31日:帰宅決定
家にある備えつきのwifiが壊滅的だからポケットwifi買おうか検討中。
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年3月29日
でもそもそもスマホのテザリングと変わらない…?
大容量で安いプランとか使い放題があるわけじゃないのかな。テザリングで大容量パケット買うでもいいのかなー。
↑こんな感じでいかにこの状況で快適にお仕事できるかなどなど考えていたのが当時の自分です。帰国するなんてまあ自分には無いだろうなーと思っていました。
が、3月31日に日本の外務省が感染症危険情報を更新し、インドネシアを含めた国々がレベル3の渡航中止勧告となりました。
98年のときとかレベル3に引き上げられたときの事例とかあるんだろうか。前例、てきなやつ。
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年3月31日
ちなみにこのレベルというとこんな感じだそうで(引用:外務省 海外安全ホームページ)。
- レベル1:十分注意してください。
- レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
- レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
- レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
つまり「今すぐどうにかしてでもインドネシアを離れなさい!」という状況ではないわけです。ただ、レベルがもうひとつ上ってしまえば、退避勧告という状態。
「家族は心配するだろうな~、他の日本人どうするのかな~。どういう状況になったら自分は帰国を決断するべきなんだろう。」などとひとりで思っていたところでした。
不安と開き直りの気持ちを両方抱えながら受けた会社からの連絡は「すみやかに日本へ戻ること」でした。こんな感じで、会社指示での帰国が決まりました。自分一人じゃ決められなかったし、本当に感謝の気持でいっぱいです。
4月1日:帰国日決定
関係する方々へ連絡しつつ、業務しつつ、フライトや帰国後についての相談。
ここで、ジョグジャカルタはもう新空港からしかフライトが無いことに気が付くわけです。一瞬だけ帰国がめちゃくちゃめんどくさと思ってしまいました。
今まで15分で着いていたのに一時間半かかるわけです…。でも、新しい空港いけるんだー★と三分後くらいには開き直りました。
めちゃくちゃ急ぎで手配をしてくださり、なんと2日後の便で帰れることになりました。これもめちゃくちゃ感謝。
ということでここからパッキングを始めました。
4月3日:フライトがキャンセル!?別の便で帰国へ
現地採用の悩ましさとか会社員って守られてるなとか海外で働く海外で住むってどういうことかとかをまだ言語かできるほど整理できてないけどすごい勢いで体感している。体感してるものを忘れちゃうのもったいない。
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年4月1日
フライト決まったけど帰りまーす!なんていう気分でもなかったときに呟いたのがこれ。
そして一時間半かけ、ジョグジャカルタ国際空港に到着。遠かったけれど、確かにきれい!広い!
「もう後はジャカルタで乗り継ぐだけだ~」と思いながらチェックイン。と思ったら!!!「今夜の羽田へのフライトへ、お客様の名前がありません。○日に変更されております。日本の空港側からの要請だそうで…」とのこと。
到着する4月4日からインドネシアからの帰国者もPCR検査を受けることになり、羽田では搭乗者数制限が始まっていたのです。
なる早で帰国するには直行便があるジャカルタにまずは行くべし!ということで、今晩の羽田のフライトはほぼ諦めな状態でしたがジャカルタ行きに飛びました。
結果として別の便で帰国できたんだけれど、次の便が乗れるかわからない状態で飛ぶってすごいですよね。小心者なのでHP削れました。
ジョグジャ→ジャカルタ便は、国際線かな??ってくらいに外国人しかいませんでした。
ジャカルタのスカルノハッタに着いてからは、同じフライトで帰国予定だった同僚たちと合流し作戦会議という暇もなく、各航空会社のカウンターへご相談。
結果、同じ時間帯の成田行きのフライトに乗れることになりました。超感激。ジョグジャカルタで諦めて帰宅する、なんてしなくてよかったです。
当日に発表される搭乗者制限には驚きでしたが、お子様連れの方や丁寧にわかりやすく説明してくださるスタッフの方を見ると一ミリも文句を言う気持ちも芽生えませんでした。みんなすごいです大尊敬。
4月4日:帰国~PCR検査~待機場所
朝6時半頃に無事着陸し、PCR検査に関する質問表や案内などが流されました。
検査後について
- 自力で自宅へ帰れる場合は検査後に即帰宅OK
- 自力で自宅へ帰れない場合は指定待機場所で待機へ(1-2日)
- 結果が出ても、公共交通機関は14日間NG
検査への案内の順番
- ビジネスクラス・家族連れ
- 自宅へ帰れる人
- 待機場所に行く人
オペレーション等も日々変わっているようですがこんな感じでした。自分は迎えが呼べない状態だったので、指定待機場所組となりました。
機内で待った時間なんと約6時間!フライトとほぼ同じ時間くらいです…。
どうも、PCR検査して結果でるまで指定場所で待機組のよっぴーです。
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年4月4日
6時半に着陸して、6時間機内で待機して、PCR検査受けて、待機場所へのピックアップ待ちナウ。まだ空港です。
昨日の15時半に家出てもうほぼ丸一日…😭疲れで泣きたいし疲れで熱でそう😭
意外と機内6時間は辛くなくて、検査~待機場所への移動でドッと疲れが出ました。機内ではM-1グランプリとか見ながら待てたからだと思います。かまいたち面白かった。
あと、おそらく初めてJALの国際便乗ったんですが、すごいですね?!機器とか設備とか!!!LCCしかほぼ乗らないような人間なので本当に衝撃でした。
待機場所まで送迎してくださったバスはこんな感じでした。
夕食のお弁当を食べて湯船に浸かったら一気に眠くなって8時くらいに就寝しました。湯船はやっぱり最&高。
待機場所について
待機場所として提供してもらったのはビジネスホテルの一室。朝昼夜の三食はドアノブにかけてもらい、館内放送で指示を受けてから受け取る感じでした。
ツイッターに都度あげていたごはんたち。
誰も悪くないけど日本について食べれたのが冷やご飯なのは切ない😞 pic.twitter.com/1XUQNPiOai
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年4月4日
部屋から出ることは出来ず、テレビ&パソコン&入浴くらいしかすることがなかったので意外とお腹も減らずに十分でした。
インスタのストーリーにあげてみると、インドネシア人の友人たちからは美味しそう!すごい!ちゃんとしてる!ってめちゃくちゃ食事を称賛するコメントを貰いました。
量も味も十分だったし、ありがたかったです。
4月6日:検査結果連絡~実家へ帰宅!
朝、部屋の内線が鳴り、PCR検査の結果が陰性だったという連絡を頂きました。
検査2日後には結果が出て退去してもらうと事前に言われていたので、家族に迎えをお願いし、茨城へと帰ってきました。
昨日無事帰宅しました🐱引きこもりWFHします。
— よっぴー🇮🇩一時帰国中 (@YOPPIE92) 2020年4月7日
(みんな住民票どうするんだろ…) pic.twitter.com/HuNNMKOY7t
- サポートしてくれる会社があること
- 帰れる実家があること
- 迎えに来てくれる人がいること
帰国が決まってから気づいたいろいろな幸せを噛み締めながら帰宅しました。上記だけではなく、ツイッターにもとてもとても心支えられました。ありがとうございました!
振り返ってみると、帰国が決まってから帰国するまでたったの5日間!こんなにジェットコースターのような日々はもう起きてほしくないと願いながら、インドネシアに無事戻れるように自分ができることを粛々とやっていこうと思います。
日本もインドネシアもまだまだ正念場ですね。いつ戻れるのかまだ分かっていません。
帰国が決まったときに気持ちや、この一時帰国でやっておきたいことなどなども今後の記事で書くつもりです。
健康管理しながら、自分にできることをやりながら!乗り越えていきましょう!それでは、さんぱいじゅんぱ。