よっぴースペース

【海外旅行】26才独身留学直前、平成最後の夏の過ごし方

こんにちは、よっぴー(@yoppie_92)です。
11月末になってしまったけれどこちらは引き続き平成最後の夏が続いております。
留学直前に、3週間強ほどバックパックひとつで、タイ→ヨーロッパ(ドイツ・オランダ・スペイン)旅行してきたのでその記録を。

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旅行のキッカケ

7月半ば、休職と退去の手続きが終わり、家無し&職無し状態。
留学が始まるまでは約一ヶ月半、特にやることはありませんでした。

家無し&職無しというどうしようも無い状態の私を拾ってくれたのは、まだ社会人一年目の大学の後輩。「仕事あるんで勝手に寝て、勝手に起きてくださいね〜!」と受け入れてくれる宇宙レベルで器が広い後輩です。

「でもいつまでもお邪魔してるのもな〜」というタイミングで、四日後に後輩がバンコクに旅行に行くとのこと。同じ便を調べてみたら、まさかの約12,000円。エアアジア先生さすがです。

「いえーい、まだ時間あるし行っちゃおう!」と帰りの便のことは考えずにとりあえずチケットを買ったのが始まりでした。
この時は、ヨーロッパ(特にドイツ)は行ってみたいけれど、高いだろうしどうだろうな〜とぼんやり考えていただけでした。

日数・ルート

こんな感じで特に何も考えずに、留学出発(8/25)の10日前位に帰っておけば余裕っしょ〜。と出発した旅行です。

結果、7/20に出発して8/12に戻ってきました。ということで24日間行ってました。

①東京→バンコク(エアアジア):11,700円

後輩ちゃんと同じ便でバンコクのドンムアンへ。空港に行く高速バスも後輩が予約しておいてくれました、ほんと出来る子。

自分のバックパックに荷物詰めすぎたら手荷物重量(7kg)オーバーで、これも後輩ちゃんのバックパックに荷物を詰め替えました。まじで私使えない。

後輩ちゃんは三泊四日で帰国していきましたが私は引き続き旅行を続行、ここから一人旅です。

②バンコク→ミュンヘン(ユーロウィング):31,931円

ドイツのLCCであるユーロウィングで見つけた激安の直行便。
11時間半のフライトがこの値段でいいのか?!と三度見くらいしてから購入。

まあでもクオリティはLCCです、無駄なものは無し。それで十分。あ、でも映画は観れたよ!

アジア圏でのLCC(特にエアアジア)はこれまでも何度か乗ってきましたが、ひとつ違ったのは乗客の身体の大きさ。
機体はコンパクトボディでも、欧米人みんなでかい(縦にも横にも)。

隣のおじさんが席に収まらないレベルの身体の大きさ且つLCCが初めてのようで、チラチラ文句言ってたのが少々辛かったです。

到着時間も遅延で22時近くになってしまったので正直初めての土地では少し不安になりました。こういうのも注意ですね。

③ミュンヘン→フランクフルト(フリックスバス):2,911円

ここ数年、ヨーロッパで普及している格安長距離バスのフリックスバス(FLIX BUS)を教えてもらって早速利用。

電車だと駅を通るたびにソワソワしちゃいますが、バスなら目的地まで停まることもほとんどないので比較的安心出来る気がします。

④フランクフルト→アヘン(フリックスバス):2,104円

フリックスバスの便利さに感激し、即リピートでアヘンへ。

日本の高速バスのように値段が一定な訳ではなく、曜日や時間帯によってかなり値段が変わるため到着時間を考えつつ、選びました。

⑤アヘン→アムステルダム(フリックスバス):1,834円

ヨーロッパ圏で初めての国境越えだー!バスで国境越えるのシンガポール→マレーシアぶりの二度目だー!とワクワクしてパスポートを握りつつ乗車です。

何も起きなかった。国境越えた?って疑うレベル自分が不法入国じゃないことをなんども調べて確認して、落ち着いてから「これがヨーロッパかー!」となりました。

⑥アムステルダム→バルセロナ(VUELING AIRLINES):11,226円

8月上旬になり帰国も考えなきゃなあと毎日スカイスキャナーで値段とにらめっこ。
ここまで来たら、ずっと行ってみたかったサクラダファミリアまでー!ということで、こちらもヨーロッパのLCCで飛んでみました。

トリップアドバイザーで本当に本当に評判の悪い航空会社だったので正直不安でしたが何とかなりました。私は何も起きませんでしたが何かの際のフォローは手厚くなさそうな印象です。

⑦バルセロナ→東京(KLM):65,930円

24日間の行き当たりばったり旅も、ついに帰国です。
KLM航空はオランダのナショナルフラッグ。

ただ、適当にしすぎてたせいで、やらかしました。
チェックインしようとしたら「You missed Flight, the gate is closing now(もう乗り遅れましたよ、ゲートが今閉まってます)」とのこと。

半泣きになりながらどうにか手続きさせてもらって、出発ゲートまで猛ダッシュ。
荷物検査の長蛇の列も泣きながら謝りながら通らせてもらいました。
あの時通させてくれた集団旅行らしき中学生くらいの女の子たちの集団めっちゃありがとう。

無事、日本に戻れました。

各地の感想

人生二度目のタイ・バンコク

ノリで来てみたバンコクは五年ぶり二度目の訪問でした。
料理美味しい・お酒も飲めちゃう・ファッション安い可愛い、と日本人にはかなり住みやすそうなバンコク。
前よりも旅慣れした分、SIMカードも買って自由にフラフラ出来ました。後輩ちゃんともお出かけしたり、日本で留学していたタイメンバーにも再会したりと最高。

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綺麗でオシャレなゲストハウスもかなり増えていて、数日毎に移っていくつか泊まってみました。カウチサーフィン(以下、CS)で旅行者や移住者の人とコーヒーを飲んだり、飲みに出かけたり。
バンコクはCSのイベントが活発に開催されています。

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(↑CSで知り合った日本語が上手な絵描きのBlue)
参考:海外で友達を作る①カウチサーフィン

また、前回よりもインドネシアに関する知見が増えていた分、東京・バンコクの比較だけではなくてバンコク・ジャカルタの比較も自分の中で出来たのが少し成長を感じることが出来た部分でした。

一瞬バンコクもジャカルタもそんなに変わらないのではと思ってしまいそうになりますが、インドネシアはイスラム教徒が多数派のため、お酒や露出度の高いファッションなどはバンコクよりは少なくなります。

バンコクはもはや東京に近い。と行ったからこそ感じられる違いです。

人生初のヨーロッパ

ドイツ

バンコクで最後に泊まったホステルに充電器を忘れたまま、土曜夜にドイツに到着。
日曜日は休息日で、どこも開いていなかったため、残り少ない充電でCSで知り合えたドイツ人に充電器を借りて一旦充電。本当に助かりました。
みんなこれを無料で好意で助けてくれるんですよ、有り難すぎる。

f:id:yoppie92:20181127001102j:plain(数ヶ月後に日系企業で働くからと企業文化などを話したManuel)

その後、ミュンヘン→フランクフルト→アヘンと西側の都市を点々と訪れました。

ミュンヘンは街がすごく綺麗で素敵で、自分の頭の中のヨーロッパ!というのが目の前にやってきた感じでした。初めて見るヨーロッパの教会にもいちいち感激。

ここでもCSで出会ったメキシコ人の美人姉妹と一緒に城巡りをしてみたり、妹ちゃん(真ん中)がスペインの大学を卒業するということで旅行中だったそうです。素敵。
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フランクフルトは一泊だけだったのですが、泊まったホステルで奇跡の出会いの2連続。こんなことあるのかーと感激。
①世界一周中の日本人。旅立つ前、私が住んでいたシェアハウスに住んでいた!
②イギリス人のおじさん。マレーシア人だと思って私に話しかけたらしく、聞いてみたら神奈川で20年近く某駅前留学で英語を教える先生だった

次はアヘンという、ベルギーとオランダとの国境に位置する街へ。
今回のヨーロッパ渡航の一番の目的だった友人が住む街です。

半年前までは、私の大学で研究者と働いていたマーティン。マーティンが日本を離れてしまう際には一人で大泣きしましたが、こうやって行動にしてみれば飛行機で半日もかかるけれど、半日かければ会えてしまう。不思議。

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ちなみにマーティンが一番恋しい日本の食べ物は、麦茶だそうなので、誰かアヘンに行く際には渡してあげてください(笑)

次会えるのは何年後になるかと考えると今も泣きそうになるけれどヨーロッパで一番落ち着けた日々でした。

オランダ(アムステルダム)

オランダにもアムステルダムにも特に印象もなく、「アヘンから行けるところ」として選んだのがアムステルダム。
アムステルダムから次のバルセロナに行く航空券が安かったのも後押しになりました。

予備知識がないまま行ってみたら感動の連続でした。

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建造物、大麻、古着、レインボーフラッグ。何をとっても自分のツボを刺激される街で、ずっと街中を歩き続けていました。疲れたけれどそれでも歩き足りなかった。大麻は怖くて挑戦する気にはなれませんでした(笑)

スペイン(バルセロナ)

今回の旅行の最終目的地となったバルセロナ。

大学一年前期の英語の授業で、「死ぬまでに行きたい場所」がテーマのプレゼンテーションをした時になんとなく選んだのがサグラダファミリア。それまではサグラダファミリアも知らなかったのですが、調べれば調べるほど興味が湧いて、「いつか行こう!」と思っていたところ。

その頃は海外経験なんて高校の修学旅行しかなく、まさか一人で行くなんて想像もしていませんでした。そしてそれが7年後に実現できてしまったのです!感激!

そして予想以上の壮大さ、美しさだったサグラダファミリア。本当に「息を飲む美しさ」を人生で初めて体感しました。
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最終的な完成は2026年とのこと。
完成してしまえば途中経過は見られなくなってしまうので、行くたびにストーリーができる場所だと感じました。8年後の自分は34歳で何をしているかをステンドグラスを眺めて考えていました。

カタルーニャの歴史に触れたり、ホステルのパブツアーに出かけてみたり、一人で飲みに出かけてタパスを楽しんでみたり、で過ごしたスペインでの四日間でした。

街も十分に綺麗で歩きやすいし、海も近くて天気も良くてバルセロナ最高でした!スペイン、もっと色々なところに行ってみたいなと興味湧きまくりです。

よっぴーの平成最後の夏の過ごし方

ということで、四ヶ月も前の話ですが振り返ってみました!
毎日ビールを飲んでた気がする(笑)

今回の旅行では、昔の友達にも会い、新しい友達も増えました。
新しい土地に行くことはストレスも抱えますが、その分感動も多くて、その感動が私は大好きなんだと思います。

特に海外だとリラックス出来る。自分が普段必要以上に重く感じているだけだったのかもしれませんが、会社員だとか年齢だとか、そういったラベルから解きほぐされるなーと思います。

長くなってしまいましたが、この記事を読んでくださっている方はどんな方なんでしょう?それもすごく気になります!どこかで出会える機会があったらと思うとワクワクです。

 

インドネシア在住の私は今も平成最後の夏が続いています。
「平成最後」とか言っても言わなくても、私の26歳の夏は一生の中で最後だしそれは誰にとってもそうです。

写真に残すだけではなく、こうやってストーリーを蓄積して、素敵な大人になりたいなーと感じたところです。

この旅行の前に北海道にも行ったのでその記事もどこかで残しておきたいな!
最後まで読んでくれてありがとうございます。それでは、さんぱいじゅんぱ。